大学生で一人暮らしをする皆さんは、これまでの実家での生活では考えることがなかった『食費』についても考えなければなりません。
なぜなら、生活費の中で食費は15%以上を占める費用になるから。
一人暮らしでの生活では、光熱費や交際費などいろいろとお金がかかります。
こんにちは!ヒトかつ運営部です。
今回は、大学生で一人暮らしを始める方に向けて、一人暮らしをする中で食費をどのくらいに抑えられるのかを検証していきたいと思います。
1.一人暮らしの大学生1ヶ月の理想的な食費の平均額
・一人暮らしの大学生の食費の平均額
・男性と女性の食費の差
・一人暮らしの大学生の生活費に占める食費の割合
・大学生の外食の頻度は?
2.一人暮らしの食費節約のポイント
上記の内容について詳しく検証し、本ページでは1ヶ月で最高食費を1万円以内に抑える方法も紹介しています。
大体3分ほどで要点をつかむことができますので、ぜひ参考にしてみてください。
Contents
統計を見てみてみよう!一人暮らしの大学生1ヶ月の理想的な食費の平均額
それではまずご自身の食費の節約を考える前に、一般的な統計を見て自分の食費を見ていきましょう。
統計的にあなたの一人暮らしの食費に無駄があるのか?今の食費がベストなのか?見極めていくことで今後の一人暮らしの食費節約の鍵となります。
一人暮らしの大学生の食費平均は1ヶ月27,500円
まずは一人暮らしをしている大学生の食費の平均額を見ていきましょう。
一人暮らしをしている大学生、100人にアンケートをとってみたところ、一人暮らしをしている学生の1ヶ月の食費の平均は27,500円でした。1日では910円ほど。
他サイトでは25,000円〜30,000円と記載されていることが多くあるため、それほど誤差のない数字となりました。
では、実例を見てみましょう。
【東京都 大学生のIさん 女性】
1ヶ月の食費27,800円
1ヶ月の外食回数・・・・・・・6回
外食単価・・・・・・・・・・2,000円
1日の食費・・・・・・・・・658円
女性なので意外と少ないと思いきや結構使うとのこと。
女子会やサークルでの飲み会が多くあり、自炊では少食なため3万円まではなんとか阻止しているようです。
【H大2年のOくん 男性】
1ヶ月の食費32,000円
1ヶ月の外食回数・・・・・・・3回
外食単価・・・・・・・・・・4,000円
1日の食費・・・・・・・・・740円
Oくんは飲み会が多く、どうしても外食単価が高くなってしまうようです。そのため家ではかなり節約して1日2食などでしのいでいるとのことでした。
【K大生のLくん 男性】
1ヶ月の食費24,000円
1ヶ月の外食回数・・・・・・・4回
外食単価・・・・・・・・・・2,000円
1日の食費・・・・・・・・・・615円
毎週一回の外食と決めているLくんは計画的に食費を使っているとのこと。
男性と女性では食費に7,000円くらい差がある
アンケートをとってみて分かったのは一人暮らしをしている大学生の男性と女性では1ヶ月の食費に平均して7,000円ほどの差があると言うこと。やはり男性の方がよく食べることが多いので、性別によって食費には差が出てしまいます。
基本的には、男性が27,000円で女性が20,000円くらいです。
しかし、注意して欲しいのはお酒を飲む場合です。お酒は男女問わず飲む人は飲みますし、飲まない人は飲まないため、そこで大きく食費に飲酒代が関係しています。もちろん、飲まない方が食費は安く上がりますが、適度に自分を許していくことをおすすめします。
一人暮らしの大学生の食費は生活費の15%が理想
統計学的な面を見てみると、食費は生活費の15%を占めるくらいが理想的と言われています。
新社会人になれば保険や交通費などにもお金がかかってきてしまうためこういった数値も考慮しながら予算計画を立てていく必要もあります。
大学生の外食の頻度はどのくらい?
大学生ともなると付き合いで外食が多くなるのも当然のことですよね。
全国の大学生は週2回の学食で食費を使っていることが多いようです。一回の予算は2,000〜3,000円ほど。
飲み会などに使うようになるともう少しかかってしまうなどの統計も出ており
平均して外食は月4〜6回、月10,000円〜25,000円ほどを外食費に使っていることが多いようです。
新大学生の方はこのポイントを踏まえて生活プランを練っていきましょう!
一人暮らしの食費節約のポイントは?ケチるのではなく無駄を省こう!
それでは実際にあなたの生活で食費を節約していくポイントを見ていきましょう。
よく食費節約では「とにかく完全自炊!」と言う意見が見られますが、結論から申し上げて完全自炊は不可能です。というかやめておいた方が良いです。
その理由は飽きるから。
自炊に飽きてしまうと次に自炊する気がなくなり、どうしても外食続きになってしまいます。
そこでまず必要になるのは、今の食費にどれだけ無駄があるのかを把握することです。
外食の頻度は週一にする
外食の頻度は少なければ少ないほど食費節約になります。
外食単価にもよりますが、余程のことがない限り外食は避けた方がいいと言えます。
もちろん外食をした際でも、外食で使う金額が極端に安い学食や、アルバイトの賄いなどの場合は
積極的に利用すれば良いでしょう。
インスタントで手抜き日を作る
インスタントやレンジで温めるだけの食品は一食分で300円以内とかなり安く食費を抑えることができます。
簡単なものを作る
自炊をするならまずは簡単なものから作るようにしましょう。
自炊をしてみるとわかりますが、パスタや焼きそばなどは簡単に作れるかつお腹に溜まりやすいです。加えて一食150円〜200円ほどで作れるためかなり安く済みます。
【真似厳禁】ストイックでマニアック!1ヶ月1万円の超節約方法をご紹介!
適度な外食を勧める著者ですが、著者も東京の大学生として一人暮らしをしていた時、超ストイックな食費節約をしていました。
ここではそんな著者の超ストイックな食費節約方法をご紹介していきたいと思います。真似をするなら自己責任ですが…笑
原則1日一食半
まずは朝から抑えましょう!朝は作り置きのおにぎり(具なし)2つを一気に食べます。
一合のお米でおにぎりは2つ作ることができます。一合のお米は56円、そのためおにぎり二つで56円ですね。そこから炊飯器+水道代を合わせると、おにぎり二つで60円になります。
おにぎり2つのコスト
米代・・・・・56円
炊飯器電気代・・・・・一回2円(一回で3合炊いた)
水道代・・・・・一合で2.25円(洗ったりして大体の数字ですが、大体一リットル0.24円)
合計 約60円
と、まあこんな感じに。
貧乏な大学生であった著者これを毎日続けていました。余ったお米は全て作って冷蔵庫に入れてを繰り返していたので腐ったりして無駄になることはありませんでした。
大学生のお昼ご飯1ヶ月で1,800円。安い!
昼は食べずに夜食べる!
基本的に学校が昼からだったので朝昼兼用の形でおにぎりを食べていました。
そして夜。夜は様々なレパートリーでどうにか一食を作っていました。
驚くかもしれませんが、その値段平均して約150円。
激安です。笑
基本的には「焼きそば」「炒飯」「パスタ」「オムライス」「野菜炒め」「うどん」。。。などなど、かなり多くのレパートリーで晩御飯は全て自炊にしていました。
そこでここではわかりやすいメニューだけを紹介しておきます!
焼きそば
スーパーに売ってる焼きそばセット(三人前)・・・103円
キャベツ7分の一・・・・・・・・・・・・・・・・9円
油代・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3円
ガス代(15分)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・12円
合計 約127円
炒飯
ご飯一合半・・・・・・・・・・・・・・・・・・84円
具材・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・30円
調味料・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10円
油代・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3円
ガス代(15分)・・・・・・・・・・・・・・・・12円
合計 約139円
オムライス
ご飯一合半・・・・・・・・・・・・・・・・・・84円
卵ふたつ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・42円
ケチャップ・・・・・・・・・・・・・・・・・・7円
玉ねぎ3分の一・・・・・・・・・・・・・・・・8円
油代・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3円
ガス代(15分)・・・・・・・・・・・・・・・・12円
合計 約156円
野菜炒め
ガス代(15分)・・・・・・・・・・・・・・・・12円
油代・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3円
玉ねぎ3分の一・・・・・・・・・・・・・・・・8円
もやし・・・・・・・・・・・・・・・・・・・40円
キャベツ4分の一・・・・・・・・・・・・・・24円
人参6分の1・・・・・・・・・・・・・・・・・5円
合計 約92円
雑費
雑費はほとんど予備のお金と思っていいでしょう。
私お菓子が好きだったので1ヶ月で1000円くらいお菓子に使っていました。
加えて急いでいる時などにカップラーメンを食べたりでなんだかんだ雑費として月に2000円くらいですね。
これだけして1ヶ月の食費は…?
このように大学生時代は超貧乏生活をして1ヶ月の食費は8,300円でした。
こんな感じで自炊して行けば余裕で月の食費1ヶ月10,000円くらいで抑えることができます。
以上のようにしっかりと計算して自炊をすれば簡単に食費10,000円を切ることは可能です!そのために平均的な食費2万を軸として自炊して浮いたお金は無理せずに友達を外食に行ったりして大学生活を楽しむことをおすすめします!
大学生の食費を節約する方法のまとめ
いかがでしたでしょうか?今回は大学生をしている皆さんの食費の平均額と食費の節約方法を紹介しました。
・一人暮らしの大学生1ヶ月の理想的な食費の平均額
・一人暮らしの食費節約のポイント
について、だいたいお分かりいただけたのではないでしょうか?
最後に紹介した1ヶ月1万円以内の節約方法はかなりインパクトがあったと思いますが、実際に1ヶ月1万円まで食費を抑えれるとかなり世界が変わります。(体も変わります)
何か欲しいものがあったりお金に困っている大学生の方はぜひ今回ご紹介した食費節約術を試してみてはいかがでしょうか?
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
※食費1ヶ月1万円を実践する方は自己責任でお願いします。

2017年にWEB系編集者に転職し、現在京都の郊外で気ままにノマドワーカー中。転職・移住の経験から家庭のお金の無駄を可視化し、研究することで月に10万円生活を叶えた自称「節約の鬼」ご覧いただいている全ての方に節約して浮いたお金で「より楽しいことをしてほしい」と言う思いで執筆中。旅行と温泉が趣味。
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