カーボンヒーターは遠赤外線ヒーターの中のひとつで、手軽に使えることからも人気の高い暖房器具です。
エアコンや床暖房などに比べ、スイッチを入れるとすぐに暖かくなることから、寒い真冬には重宝します。
こんにちは!ヒトカツ編集部です!
ここでは、そんなカーボンヒーターの電気代っていくらくらいかかるの?そんな疑問にお答えします。
便利だけど、電気代がかかりそうだからあまり使わない。そんなあなたに、上手な節約術と使い方を詳しく解説いたしますので、ぜひ参考にしてくださいね!
Contents
カーボンヒーターの電気代はいくら?
カーボンヒーターの電気代は、1時間あたり約12円~約24円ほど。エアコンに比べると、電気代は高くなります。
電気代を計算する際は、最小から最大消費電力量を目安にします。
カーボンヒーターは「弱」運転では450wくらいが多く、1kwh27円とすると
450w÷1000×27円=約12円
となり、「強」運転では900wほどなので
900w÷1000×27円=約24円
となるのです。
カーボンヒーターと他の暖房器具の電気代を比較!
いろいろな暖房器具があるなかで、カーボンヒーターは省エネなの?
ここでは、そんな疑問にお答えします。
カーボンヒーターの電気代は、先ほど計算したように、1時間あたりだいたい平均で20円ほどです。
他の暖房器具の電気代を計算すると(1kwh27円で計算)
消費電力
(通常運転時) |
1時間あたりの
電気代 |
1ヶ月の電気代
(1日8時間使用) |
|
こたつ(弱) | 50w | 1.4円 | 336円 |
ホットカーペット
(3畳用・中) |
200w | 5.4円 | 1296円 |
ストーブ(中) | 670w | 18円 | 4320円 |
オイルヒーター(中) | 360w | 9.7円 | 2328円 |
エアコン
(室温26℃設定) |
200w | 5.4円 | 1296円 |
ファンヒーター(中) | 900w | 24.3円 | 5832円 |
床暖房(30℃) | 1000w | 21.6円 | 6480円 |
各暖房器具の電気代は上記のようになりました。
このようにみると、カーボンヒーターの電気代は意外に高いことに気づきます。
しかし、使い方によって「カーボンヒーター」は非常に便利な暖房器具でもあるのです。
カーボンヒーターを上手に節電する4つ使い方
カーボンヒーターは、エアコンのように部屋全体を暖める暖房器具ではありません。そして、その割に電気代が高くつくために敬遠されがちなのです。
しかしこのカーボンヒーターは、使い方によって「非常に便利な暖房器具」でもあります。ここでは、そんなカーボンヒーターを上手に節電する4つの使い方を解説していきましょう。
カーボンヒーター4つの上手な使い方
カーボンヒーターは、使い方を工夫することで電気代を節約できるだけでなく、エアコンや床暖房にはない便利な使い方ができます。
部屋全体を暖めない
カーボンヒーターを使う時は、部屋全体を暖めようとしないのがポイント。カーボンヒーターの上手な使い方は「ピンポイント」で身体を温めることです。
カーボンヒーターは、基本的に対象物を温める暖房器具なので、部屋全体を暖めるのには向きません。
部屋全体を暖めたときは、エアコンや床暖房、石油ストーブなど、部屋全体や空気を暖める暖房器具を利用しましょう。
エアコンや床暖房と併用する
寒い日にエアコンや床暖房を使うとき、部屋全体が暖まるまでの間だけカーボンヒーターを使うと効果的です。
エアコンや床暖房は、部屋全体を暖めるのに優れていますが、暖まるまでに時間がかかります。そんな時に、速熱性のあるカーボンヒーターを併用すれば、すぐに体を温めることができます。
エアコンで部屋が暖まったら、カーボンヒーターの電源を切りましょう。このように、短時間の使用なら電気代も気になりませんね。
身体のすぐ近くで使用する
カーボンヒーターは、ピンポイントで身体を温めることに特化した暖房器具です。
遠赤外線を利用しているために熱効率が良く、つけたらすぐに身体を温めることができます。短時間で身体を温めたいとき、すぐにその場を離れるときは、カーボンヒーターの利用がおすすめです。
短時間だけ使う
カーボンヒーターは短時間の使用にはピッタリの暖房器具。寒い日の洗面所やトイレ、炊事場など、足元の寒気が辛い、そんな場所にもカーボンヒーターがおすすめです。
このように、あなたの住む家やライフスタイルに合わせてカーボンヒーターを使用することで、電気代を気にすることなく、効果的に暖をとることができますよ!
カーボンヒーターの上手な使い方のまとめ
いかがでしたか?このように、カーボンヒーターの特徴をしっかりと理解して、シチュエーションに合わせた使い方をすれば、電気代を気にすることなく、上手にカーボンヒーターを使用できます。
最近では、いろいろな暖房器具が出回っており、節電効果も高いものが多くなりました。しかし、寒い日に外出先から帰ったときのストーブ暖かさは格別です。
ぜひ一家に一台、「便利なカーボンヒーター」をお使いになってはいかがでしょうか?

2017年にWEB系編集者に転職し、現在京都の郊外で気ままにノマドワーカー中。転職・移住の経験から家庭のお金の無駄を可視化し、研究することで月に10万円生活を叶えた自称「節約の鬼」ご覧いただいている全ての方に節約して浮いたお金で「より楽しいことをしてほしい」と言う思いで執筆中。旅行と温泉が趣味。
コメント