毎年学生の平均家賃相場が上がっている!
いきなり脅すようですが、デフレが続く中でも現実的に東京の一人暮らしの物件価格は高騰し続けています。
こんにちは!ヒトカツ編集部です!
東京の学生の家賃相場が上がっています。これには東京の大学生の下宿が影響しており、学生寮へ入ることが少なくなった大学生が賃貸物件を借りるので、物件不足になったことが原因ともいえます。
これまで大学生の多くは、東京に上京した際学生寮へ入って学生生活を送ることが一般的でしたが、東京の学生の寮離れは近年特に激しく、一人暮らしをする学生が圧倒的に増えているのです。
そこで今回は、なぜ寮の人気が下がってしまったのか?寮に入ると不便なことがあるのか?など、素朴な疑問を検証してみましたので、ぜひ参考にしてくださいね!
Contents
学生寮に入るメリットは?寮費は安いの?検証してみたら驚きの結果に!
では、実際に学生寮に入るメリットとデメリットを検証していきましょう。
学生寮に入るメリット
1.生活費が安くつく
学生が寮に入ることの最大のメリットはなんといっても生活費が安くなることにあります。
近年の学生寮の寮費の相場は約6万円。実は東京の一人暮らしの家賃相場よりも高くなってしまうことがありますが、理由としてあげられているのがトータルの生活費。
一般的に学生寮は学校からほど近い距離にあり、かつ学校の立地は良い場合が多いので、立地を考えるとずいぶん安く感じるでしょう。
また光熱費も含まれるので、結果としてはかなり安く生活できます。
ちなみにこの学生寮は東京の私立大学の場合の平均家賃。国公立であればもう少し安くなるでしょう。
2.食事が付いている
学生寮では、食事もついていることが多く、自炊をする必要がないのも大きなメリットの1つ。
学生の一人暮らしの場合、食費は大学生の生活費の4割ほどを占めてしまうため、月額で寮でご飯が食べれるのは金銭的な無駄遣いを減らし、生活費を抑え、安定した生活を送ることができます。
しかし、寮に入らない場合は食費もコントロールしていく必要があるのです。
もし今の食費でギリギリの生活を送っているなら以下の記事も参考にしてみてください。
【大学生】東京で一人暮らしの食費の平均はいくら?月々の食費を1万円に抑える方法も解説
学生寮に入るデメリット
1.門限があることも
学生寮に多くの大学生が入りたがらない一番の理由は、門限があることだと言われています。
実際に調査したところ、東京にある私立大学20校のうち、門限のある学校の時間は
11時まで・・・7校
10時まで・・・2校
1時まで・・・6校
門限なし・・・5校
となっています。
東京は都内から来る学生だけでなく、日本全国から学生が来ることが多くあるのでそれぞれの学校が学生たちの両親と協議会を組み、進学のために一人暮らしをしている学生たちを見守っているためです。
2.インテリアを自由にできない
学生寮になると、ある程度インテリアはもちろん、間取りの選択の自由がないことが多くあります。
学生寮はインテリアや学生の自由が最優先されることはないため、インテリアや間取りをこだわっていきたい方は学生寮はおすすめできません。
それでは次に、一人暮らしをする際の注意点も確認しておきましょう!
一人暮らしの部屋選びの注意点!学校から家までの通学時間や費用は?
もし部屋の家賃が安く、住み心地の良い部屋があったとしても、通学時間が信じられないほど長かったり、通学時間が長く学校が遠いとその分の交通費がかかってしまい、結局家賃以上の出費が増えてしまうこともあります。
一人暮らしの学生のお部屋は、そんな所にも気を使いながら選ばなければなりません!
東京の大学生の平均的な学校通学時間は?
東京の学生の平均的な通学時間はズバリ22分でした。
参考にさせていただきました学生ウォーカーさんでは様々な意見がありますが、一番多いのは10分台で、次に多かったのが10分以内。
10分以内に学校に着く学生が21%で、10分ほどで着く学生が31%を超えており、一番多い数字になりました!
東京は学校に意外と早く着く学生が多いようですが、東京でも、もともと学校の近くの寮に住んでいたりすることもあり平均的な学生の通学時間は22分となるようです。
参考 https://www.gakusei-walker.jp/yachin/university.html
東京の大学生の平均的な交通費は?
東京に一人暮らしの学生の月の交通費は、男子学生で7297円、女子学生で7807円ということで、平均は7552円となりました!
主に電車で通学している学生の方は定期券を使うことが多く、その月間費用でこのくらいの金額になるようです。逆に、実家暮らしの人の方が金額が大きくなってしまっているのは、実家から通う分電車賃にお金がかけられるということ。
そのため東京で一人暮らしをする学生の方は、3000円家賃が高いけど自転車や徒歩で学校に通ったりして電車賃を安くすることで、よりお得に一人暮らしをすることができるということですね。
家賃は安ければいいわけではないのです。トータルの生活費を考えてお家の場所選びは慎重に行いましょう!


2017年にWEB系編集者に転職し、現在京都の郊外で気ままにノマドワーカー中。転職・移住の経験から家庭のお金の無駄を可視化し、研究することで月に10万円生活を叶えた自称「節約の鬼」ご覧いただいている全ての方に節約して浮いたお金で「より楽しいことをしてほしい」と言う思いで執筆中。旅行と温泉が趣味。
コメント