ガス代が異常に高いと感じたら?漏れ・種類・契約・節約・器具の5つを確認!

生活の悩み




ご家庭のガス代が異常に高いと感じ、おかしいと思った場合は、『速やかに確認すべきことが5つ』あります。

ガスは火災や爆発といった大きな事故の原因にもなる危険要素があるので、甘く見ることは禁物です。

こんにちは!ヒトカツ編集部です!

ガス代が高すぎる場合に確認すべきことは、契約料金相場の高すぎやガス器具の問題など、ポイントが5つ。

1 .ガス代が異常に高いと思ったら、まずは「ガス漏れ」をチェックする
2. ガス代が高いと思ったら、ガスの種類と相場をチェックする
3. 契約するプロパンガスの相場をチェックする
4 .ガスの使い過ぎでガス代が高い?そんな時は上手に節約術をチェックする
5 .ガス器具の燃焼効率の低下でガスを無駄遣いしてないかをチェックする

上記の項目を速やかにチェックすることが大切です。

今回は、そんなガスの確認すべきポイントを詳しく解説していきますので、ぜひ参考にしてくださいね!




ガス代が異常に高いと思ったら、まずは「ガス漏れ」を疑え!

ご家庭のガス代が異常に高いと思ったら、まずはガス漏れを疑ってください。

ガス漏れは非常に危険です。思わぬ火災や爆発事故の原因にもなるガス漏れは、いつ、どんなことがきっかけで起こるかは予測できません。

ガス漏れは、ちょっとした地震や台風などの災害でも起こり得る問題。

ガスの無駄遣いをしていないのに、ガス代が高く、請求書に記載されている使用量が多いと感じた時は、速やかにガス会社に連絡して、チェックしてもらうようにしてください。

ガス代が高いと思ったら、ガスの種類と相場をチェック!

一般家庭で使用するガスは、大きく分けて2種類あります。

それは「都市ガス」と「プロパンガス」で、お住いの地域や住宅物件によって決まります。

基本的に、都市ガスは政府が認める価格に沿った料金が適用されるので極端にガス代が高くなることは考えにくく、その場合は使い過ぎやガス漏れなどを確認すべきです。

しかし、プロパンガスの場合は、地域や販売店によって大きく相場が変わるため、高すぎる時は注意が必要です。

ここで、東京都の都市ガスとプロパンガスの相場を比較してみたいと思います。

2020年10月~12月のガス料金比較

2020年12月 東京都 都市ガス料金表(東京ガスより)

2020年10月 東京都 プロパンガス料金表(一般財団法人 日本エネルギー経済研究所 石油情報センター 液化石油ガス価格分布状況 2020年10月分より)

上記の2つの表から、都市ガスとプロパンガスの料金を見てみると、その料金に大きな隔たりが確認できます。

一般家庭2人暮らしのガス使用量平均の10㎥で比較すると、都市ガスの場合は2011円ですが、プロパンガスの場合は4400円~8758円と都市ガスの2倍~4倍の価格。プロパンガスの発生熱量は都市ガスの約2倍あるので、単純に比較はできませんが、プロパンガスが如何に高いかがわかりますね。

もしも、いまご家庭で契約しているガスの種類がプロパンガスの場合、以前に住んでいた物件が都市ガスだった時と比較すると、プロパンガスに替わったせいで異常に高く感じるかもしれません。

契約するプロパンガスの相場が高すぎる?

先にも述べたように、プロパンガスの料金は都市ガスと違い、販売店が自由に設定できるので、各ご家庭と個別に契約を結ぶ際に、異常に高い契約を押し付けることが稀にあります。

都市ガスの場合はそれほど大きな差は出にくいものの、ガス販売の自由化によって契約を見直すことでガス代が安くなる可能性があります。

2020年現在、都市ガス販売の自由化によって様々なインフラ企業がガス販売に参入しています。

実際にガス代がどれくらい安くなるかを簡単にシミュレーションできますので、ぜひ確認してみましょう。

しかし、プロパンガスの場合は、最初の契約で基本料金を安く設定して勧誘し、従量料金を高く取るといった、かなり悪質な業者もいます。

そんな業者に騙されないように、自分が居住する地域の相場を知っておきましょう。

全国のプロパンガスの現在の相場は、下記の一般財団法人 日本エネルギー経済研究所 石油情報センターのHPから検索することができます。

全国の地域のプロパンガス相場はこちらから

☆また、お住いの地域の役所、役場でも、適正な価格を教えてくれるので、是非一度確認してみてはいかがでしょうか。

ガスの使い過ぎでガス代が高い?そんな時は上手に節約しましょう!

ガス代が異常に高いときは、ひょっとするとガスの無駄遣いが原因かもしれません。

一般家庭で消費されるガスの使用量の目安は、一人暮らしの夏場で5㎥、冬場で10㎥ほど。そこに家族の人数をかけると大まかな数字が見えてきます。

家族3人~4人の家庭での年間の平均は15㎥~冬場の多い時期でも50㎥未満です。

ご家庭でガスを多く使うのは、お風呂、台所、暖房がほとんど。その中でも、とくに注意すべきはお風呂と台所です。

お風呂場で、シャワーを流しっぱなしで洗髪や身体を洗ったりしていませんか?また、台所でも、お湯を流しっぱなしで食器洗いをしていると、ガスを無駄に消費してしまいます。

もしもあなたのご家庭で、ガスとともに水道料金も高いなと感じたら、お風呂場と台所のお湯の使い方を見直してください。

暖房器具でのガスを使い過ぎは、次章で解説します。

ガス器具の燃焼効率の低下でガスを無駄遣いしている?

もしも、あなたのご家庭で使用しているガス器具が使用開始から10年以上経っている場合は、ガス器具が原因で消費量が大きくなっている可能性も否定できません。

なぜなら、ガス器具の交換目安は約10年で、それ以上使い続けると部品の劣化が原因で燃焼効率が悪くなり、普通よりもガスの消費が増えるから。

とくに壊れにくいガスストーブなどは古いものほど熱効率が悪く、1台の古いガスストーブで家庭のガス消費量の半分以上を使っていたという例もあります。

古いガス器具は思わぬ火災の原因にもなりかねません。ガス器具を使用する際には、必ずガス漏れ等のチェックを怠らないようにし、古いガス器具は交換しましょう。

ガス代が異常に高いと感じたときのまとめ

いかがでしたか?このように、あなたのご家庭のガス代が異常に高い時は、まず危険度の高いガス漏れがないかをチェックしましょう。

そして、請求書に記載される使用量が多くないのに、ガス代が高い時はガス会社の契約を見直す必要があります。そんなときは、今のガス代をチェックして、ガス会社を替えてみたときのシミュレーションをしてみると良いでしょう。

ガス漏れも契約料金も普通なのに、それでもガス代が高い時は、ガス器具の見直しと節約で対処するしかありません。

このようにガス料金のチェックは、ガス漏れの危険回避にもなるし、家庭生活の無駄を見直すきっかけにもなるのです。

1 .「ガス漏れ」
2. ガスの種類と相場
3. 契約するプロパンガスの相場
4 .ガスの使い過ぎ
5 .ガス器具が古すぎないか

については、特に要注意です!

家族の安全と家計の見直しのためにも、毎月のガス代と請求書のチェックを心がけてくださいね!

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