一人暮らしでシャワーだけ!シャワーの水道代とガス代は?1ヶ月のお風呂の光熱費をまとめて解説!

お風呂




一人暮らしの生活では、お風呂に入るときに湯船にお湯を張ることをためらいませんか?

1回使っただけのお湯を捨てるのはもったいないけど、部屋のお風呂に追い焚きの機能は無いし…。

こんにちは!ヒトカツ編集部です!

一人暮らしだから、お風呂は毎日シャワーのみ。

もったいないから、湯船にお湯は張らない。

今回は、そんな呪縛にとらわれている方に、上手なお風呂の入り方と節約グッズを使った水道・ガス代の節約法を解説。

また、シャワーと湯船のお湯の水道・ガス代についても徹底比較していきます

一人暮らしに限らず、お風呂のコストを上手に節約したい方も、ぜひ参考にしてくださいね!

シャワーと湯船の水道・ガス代を徹底比較!安いのはどっち?




それではまず、シャワーと湯船のお湯の水道代とガス代を比較してみましょう。

ここでは、東京23区の平均的な単価で計算します。

シャワーのお湯にかかる水道代とガス代

シャワーを使うと、通常1分間に約10~12Lの水を使います。

東京23区における水道代は1Ⅼあたり約0.2円です。

そして、20℃の水を40℃に温めるためのガス代は1Ⅼ当たり0.3円なので、シャワーを10分間(100Ⅼ)使うコストは以下の表の通りです。

シャワーを10分間(100Ⅼ)使うコスト

水道代 ガス代 合計
都市ガスの場合 20円 30円 50円
プロパンガスの場合 20円 47円 67円

(東京23区の平均単価)

湯船のお湯にかかる水道代とガス代

上と同じ条件で、湯船に150Ⅼのお湯を張るコストは

水道代 ガス代 合計
都市ガスの場合 30円 44円 74円
プロパンガスの場合 30円 71円 101円

(東京23区の平均単価)

となります。

このように、一人暮らしのお風呂代を安く済ませたいのであれば、シャワーだけを使い、できるだけお湯を使う量を制限すれば節約できます。

ただし、2人以上で入浴する際には20分のシャワーの使用で湯船1杯分のコストを上回りますので、湯船と湯船のお湯を使った入浴法がお得になります。

次に、ガス代の詳しい計算方法について解説しますので、興味のある方はお読みください。

読み飛ばす場合は→お風呂のお湯を上手に節約する方法をどうぞ!




ガス代の計算方法を詳しく解説!

では、ガスの費用を詳しく計算していきます。

計算方法を知ることで、あなたのご家庭のガス代を詳しく計算することができますよ。

ガス代は『都市ガス』と『プロパンガス』で料金が違う

☆ 都市ガスの場合

東京都23区の都市ガス代は、基本料金と従量料金を合計して割り出すと、平均単価は1㎥当たり約180円。

都市ガスの発熱量は1㎥当たり約11,000kcalで熱効率を90%として、20℃の水で40℃のお風呂を沸かす場合は、

20(40℃-20℃)×150(水の量)×0.9(熱効率)÷11,000(熱量)×180(単価)≒44円

∴都市ガスで150Lのお風呂を沸かすガス代は約44円となります。

☆プロパンガスの場合

プロパンガス1㎥メートル当たりの従量単価は平均600円前後と、都市ガスに比べてかなり高くなります。ただ発熱量が1㎥当たり24,000kcalと、都市ガスの約2.2倍もあるのがプロパンガスの特徴。これを同じ条件で計算すると、

20(40℃-20℃)×150(水の量)×0.9(熱効率)÷24,000(熱量)×630(単価)≒71円

∴プロパンガスで150Lのお風呂にかかるガス代は約71円となります。

上記の計算から

お湯1リットルにかかるコストは

  • 都市ガスの場合、1Ⅼあたり約0.5円
  • プロパンガスの場合、1Lあたり約0.7円

シャワーを10分使うと

  • 都市ガスの場合、水道代+ガス代=約50円
  • プロパンガスの場合、水道代+ガス代=約67円

となります。




シャワーと湯船のお湯を上手に節約する方法!

では次に、お風呂のお湯を上手に節約する方法を解説していきます。シャワーや湯船のお湯を節約すると大きな節約につながりますので、ぜひ実践してくださいね!

シャワーのお湯をこまめに止める

シャワーのお湯の節約の第一は、とにかくシャワーのお湯を出しっぱなしにしないことが大切。

寒い季節にシャワーだけでお風呂を済ませると、なかなか身体を温めることができません。そういう時は湯船に浸かって温まりましょう。節約を意識するあまりに風邪などひいては元も子もありませんからね!

節水シャワーヘッドを使う

節水シャワーヘッドは、お湯の量を40%~60%も節約しながらストレスなく使える優れものです。

安価な物であれば、ホームセンタなどで3000円くらいから購入できて、ご自分で簡単に交換できます。

50%節水のシャワーヘッドに交換するだけで、年間1万円以上も費用が浮くので、すぐに元が取れますよ!我が家の3人暮らしの家庭でも、節水シャワーヘッドで水道代を10%ほど節約出来ました。シャワーがどれだけ多くのお湯を使っているかがよく分かります。

シャワーの温度を下げる

シャワーの温度を下げることで、ガス代を節約できます。

例えば40℃で使うシャワーを38℃の設定に変えた場合、ガス代は1回あたり3円ほど安くなるので、これだけでも年間で約1095円の節約に。

シャワーの適温は38℃~42℃の間が良いといわれていますので、季節や自分の好みに合わせて調節して下さい。

湯船のお湯を再利用する

もしも湯船にお湯を張ると、シャワー1回分のお湯のコストよりも高いからといって我慢することはありません。それは、湯船のお湯を洗濯や掃除、トイレの水などに再利用すれば20円程度は十分節約できるから。

たったそれだけで、シャワーと湯船のコストはほとんど変わらなくなるのです。

一人暮らしのシャワーと湯船の水道代とガス代のまとめ

いかがでしたか?このように、一見すると費用が安いシャワーですが、湯船のお湯の使い方によってはそれほど変わらずにゆっくりと湯船に浸かって入浴できることがわかりました。

一人暮らしの生活で湯船を使わないのは、節約のためではなく、ただ単に面倒だからという意見が多いのも頷けますね。

お風呂は、身体をキレイにするだけでなく、健康維持にも大切なこと。ご自分のライフスタイルに合わせて、上手にリラックスしましょう!

 

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