お風呂掃除でお酢が使える?
そんな話を聞いたことがある方も多いはず。
こんにちは!ヒトカツ編集部です!
お風呂掃除でお酢が使われている理由は、お酢が「酸性」だから。
酸性のお酢はアルカリ性の白くこびりついた汚れに強く、浴室内の水垢や石鹸カス、黒カビなどを落としやすくします。
アルカリ性の汚れは中和されると水に溶けやすくなるため、軽くこするだけ落とすことができるのです。
今回は、どのご家庭にもある『お酢』を使って、浴室の壁や床、蛇口、排水口、小物などを掃除する方法を紹介していきますので、ぜひ一度お試しくださいね!
Contents
お酢を使ってお風呂掃除!でもどのように使えばいいの?
では実際に、お酢を使ったお掃除方法を解説していきましょう。
◎用意するもの
- お酢
- 水
- スプレーボトル
- キッチンペーパー
- 台所用のラップ
たったこれだけ!たいていの物はお家にあるのではないでしょうか?
無くても100円均一のお店で揃うものばかり!簡単でしょ?
では次に、掃除の手順を紹介していきましょう。
- お酢と水をスプレーボトルに半々の割合で入れ、混ぜる
- 汚れている場所や床、壁。カランなどに1を噴射する
- スポンジなどで軽く擦り洗いする
- 水でしっかりと洗い流す
☆汚れの酷い場所の場合は濡れたままの状態でキッチンペーパーで覆って貼り付け、その上から乾燥しないようにラップでパック。その後最低30分~半日ほど放置した後、剥がしたキッチンペーパーやラップで円を描くように磨き上げる。
上記の作業をしても汚れが落ちにくいときは、何度かくり返す。
さらに汚れが落ちにくい場合は、傷がつきにくい場所であれば歯磨き粉や重曹で磨くとピカピカになるはず。ぜひお試しくださいね!
お酢を使ったお風呂掃除で注意すべきこと!
お酢は塩素系の洗剤と混ざると有毒ガスが発生する可能性があります。大変危険ですので、くれぐれも塩素系(漂白剤など)の洗剤とお酢を併用して掃除をしないようにしてください。
また、もしもお風呂に大理石が使われている場合(滅多にないと思いますが…)は、お酢などの酸性の物を使わないようにしてください。お酢の酸によって、大理石のツヤツヤした光沢が失われる可能性があります。
お酢で落とせるのはアルカリ性の汚れ!酸性にはアルカリ洗剤を使う
お酢によって、お風呂の全ての汚れを落とせるというわけではありません。
お風呂の汚れはアルカリ性と酸性の汚れがあり、こびりついて頑固な汚れはアルカリ性が多く、お酢が有効になります。
【アルカリ性の汚れ】-お酢が効く
・水垢(白色)
・石鹸カス
・カビ
【酸性の汚れ】-重曹が効く
・皮脂の汚れ
・シャンプーの泡はね
・手垢
・湯垢
お風呂の汚れは、大きく分けると酸性とアルカリ性。酸性のお酢は、アルカリ性の汚れには効果がありますが、同じ酸性の汚れは落とせません。
そこで、重曹などアルカリ性のものを使用すると効果的です。
ただし、洗剤の場合は有毒ガスが発生してしまうことがありますので、酸性とアルカリ性の洗剤を同時に使うのは絶対に避けてください。
お風呂の掃除で『お酢』を使うとピッカピカ!その驚くべき3つの効果とは?
普段の生活で毎日使うお風呂は、いつもキレイにしておきたいもの。
でも台所と同様に、水を使う場所はどうしても水垢やカビに悩まされますよね。
そこで効果的なのが、どこのご家庭にでもある『お酢』なのです。
お酢は酸性の性質を持っているので、水道水に含まれるカルシウムやミネラルなどのアルカリ性の汚れを中和して、汚れを溶かして落としやすくしてくれます。
そんなお酢の効果を解説していきましょう!
お風呂の汚れを落とす
お風呂の水垢や黒カビ、石鹸カスなど汚れの多くはアルカリ性。そこで、酸性のお酢を使うことで汚れが水に溶け、軽くこするだけで汚れが落とせます。
鏡のウロコ汚れなどのしつこくこびりついた汚れも、繰り返しお酢をかけたり、お酢パックすることでしだいに落としやすくなります。
消臭効果がある
ユニットバスで特に気になるのがアンモニア臭。じつはアンモニア臭もアルカリ性で、お酢で掃除することで消臭することできます。
また、アンモニア臭だけでなく、人間の汗や皮脂の臭いも緩和することができます。
殺菌、抗菌効果が期待できる
お酢に含まれる酢酸には、抗菌・殺菌作用があり、雑菌が繁殖しやすい高温多湿のお風呂場の掃除にはもってこい。酢酸は、雑菌を殺して数を減らす殺菌作用だけでなく、数が増えるのも防いでくれる抗菌効果も期待できます。
雑菌が繁殖すると、浴室の壁や床のヌメリ、臭いの原因にもなるので、お酢を使って定期的な殺菌、抗菌が効果的です。
お風呂掃除で使うお酢はどんなお酢が良いの?安価な醸造酢で十分です!
台所にあるお酢と言っても、その種類はいっぱいあります。
ご家庭によっては、調味されたお酢(カンタン酢やべんり酢)をお使いの方もいるのではないでしょうか?また、高価なワインビネガーやバルサミコ酢などもお酢はお酢。
しかし、お風呂の掃除で使う場合は、もっとも安価な醸造酢で十分。というか、調味酢やワインビネガーなどは不向きです。
これらのお酢には、調味料(砂糖やうまみ成分など)が含まれていたり、ワインビネガーのようにタンニンなどの色素が含まれることも。そんなお酢を掃除で使うと、掃除後に匂いやベタつき、色残りする可能性があるので使わないようにしてください。
お酢の臭いが苦手?そんな時は同じく酸性のクエン酸がおすすめ!
お酢の独特な臭いがどうしても苦手という方もおられるのではないでしょうか?
でも大丈夫!お酢を使うのは『酸性』で『安い』から。なので同じ酸性の『クエン酸』でも代用できます。
最近では、掃除用具としてもクエン酸が広くドラッグストアや100円均一のお店でも売られていますので、そんな安いもので十分です。しかも、クエン酸もお酢と同様に、基本的には食用としても使えるので、身体にも安心です(掃除用は念のため食用にしないでくださいね)。
お酢を使ってお風呂掃除のまとめ
いかがでしたか?このように、酸性のお酢を使えば、水垢などのアルカリ汚れが落としやすくなります。また、汚れだけでなく、殺菌や抗菌、消臭効果も期待できます。
お風呂掃除で使うお酢は、安い醸造酢で十分。「お酢スプレー」や「酢パック」を使えば、頑固な汚れも落としやすくなり、繰り返し使うことで汚れにくくなってきます。
そんな台所にあるお酢を上手に使って、いつも清潔でキレイなお風呂に入浴しましょうね!

2017年にWEB系編集者に転職し、現在京都の郊外で気ままにノマドワーカー中。転職・移住の経験から家庭のお金の無駄を可視化し、研究することで月に10万円生活を叶えた自称「節約の鬼」ご覧いただいている全ての方に節約して浮いたお金で「より楽しいことをしてほしい」と言う思いで執筆中。旅行と温泉が趣味。
コメント