お風呂の床の水垢やカビの掃除には4種類の洗剤で汚れの原因を完璧に除去!

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お風呂の床を掃除したけど、思ったより落ちないな…。

そんな経験をお持ちの方も多いはず!

こんにちは!ヒトカツ編集部です!

そんなお風呂の床の汚れが落ちにくい原因は、『いろいろな汚れが重なっているから』なんです。

皆さんはお風呂掃除にどのような洗剤をお使いですか?

今回は、そんな『実は複雑なお風呂の汚れ』の原因をすべて解消できる洗剤と掃除法を紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね!

お風呂の汚れは『酸性』『アルカリ性』『中性』『酸素系漂白剤』の4つの洗剤で落とす!

お風呂の掃除をするときに「お風呂のお掃除洗剤で全て洗っている」という方は意外に多い

もちろん、お風呂の掃除なので『間違い』ではないのですが、実はそれだけではなかなか落とせないのが『お風呂の汚れ』の特徴。

実際に私も、いろいろな洗剤を試す中で、なかなかズボラしたことでこびり付いたお風呂の床の汚れを落とすことが出来ず、行きついた先は『強力な洗剤』を買って、金属製のブラシで強く擦ることでした。結果として得られたのは、床の傷と疲労感だけという散々な結果…。だけではなく、家族からのブーイングというおまけつき。

そんなロクでもない経験が、汚れを研究するという順序が逆の発想に至ったのです。

では、なぜお風呂の床の汚れが落としにくいか?という点でわかったこと。

それは、お風呂の汚れの原因が『複数の性質』で構成されているからで、汚れを落とすには複数の洗剤が必要になるということがわかりました。

そこで、お風呂の掃除を効率的にするために、お風呂の汚れの『性質』を解説しましょう。

お風呂の汚れの性質とは?お風呂の汚れの『アルカリ性』と『酸性』を中和して『漂白』すれば完璧!

お風呂場の床の汚れはおもに、ピンクのヌメリなどの『中性の雑菌』『アルカリ性の水垢汚れ』『酸性の皮脂汚れやカビ』からなります。

そのため、中性の雑菌には『中性の洗剤』、アルカリ性の水垢汚れには『酸性の洗浄剤』、酸性の皮脂汚れやカビには『アルカリ性の洗浄剤』で中和して落とすのが効果的なのです。

お風呂の床の黒ずみは何の汚れ?黒ずみの原因は『複数の汚れが原因』だから厄介!

では、お風呂の床が『黒ずんでいる』のはどの汚れか気になりますよね!

じつはこの黒ずみは、水垢や皮脂汚れ、カビなどが混ざり合ってできる汚れの総合デパートなのです。

だから、ちょっとお風呂のマジックリンなどで掃除してもなかなか落ちません

したがって、それぞれの汚れをひとつずつ分けて落とすようにしないと、一見キレイにしてもすぐに汚れが復活してくるのです。

では、それぞれの汚れの落とし方を順番に解説していきましょう。

水垢汚れの落とし方

水垢汚れの成分は、水道水に含まれるカルシウムやミネラルなどの『アルカリ性』の成分のため、酸性の洗剤で中和することでキレイに落とすことが出来ます。

そこでおすすめなのが『サンポール』です。おトイレの掃除でお馴染みですが、しつこい汚れのトイレにも効果的なだけあって洗浄力は抜群。

使い方はいたって簡単。サンポールの原液を汚れのしつこい所に散布し、5~10分ほど放置した後にブラシで擦り洗いします。これで、アルカリ性の水垢はキレイになるはず。なかなか取れないときは、何度かに分けて掃除してください。

ただ、大理石や金属には使用できません。質感や変色の恐れがあるので注意してください

また、酸性の洗剤は塩素系の洗剤と混ざると有毒ガスが発生する危険があるので、絶対に混ぜないようにしてください。掃除中はお酢のようなツンとした臭いがありますので、換気を忘れずに!

関連記事:サンポールを使った上手なお風呂掃除はこちら!

皮脂汚れやカビ汚れの落とし方

皮脂汚れやカビが原因となる黒ずみ汚れは『酸性』の特徴があります。酸性の汚れに強いのは『アルカリ性』の洗浄剤ですので、ここではアルカリ成分の重曹が効果的

重曹3に対して水1の割合で混ぜて重曹ペーストを作り、クレンザーのようにして掃除します。このときに、重曹ペーストを薄く汚れの部分に塗って30分程放置することで酸性の汚れを中和することが出来ますので、キッチンペーパーなどで覆って感想を防ぎ、パックするとさらに効果的です。

洗い終わったら、ザラツつきがなくなるまでしっかりと洗い流しましょう

カビの黒ずみを落とす掃除法

カビが床材に浸透すると、黒く転々とシミのようになることがあります。この黒ずみは表面に浮く汚れではないために擦り洗いでは落ちにくく、かえってカビを奥深くに押し込むことになりかねません

そこで活躍するのが『酸素系漂白剤』です。

まずは、お風呂の排水部分に蓋をします。蓋がないことも多いので、ビニール袋などを排水溝に被せ、簡易的に水を堰き止めるようにして下さい。

その後、床面に酸素系漂白剤をしっかりと全面に行き渡るように多めに撒きます。撒き終わったら50℃以上のお湯で床面の酸素系漂白剤を溶かして浸します

床面が平らでなく、全面が上手く浸らないときはたまにブラシで伸ばしながら混ぜてください。

1時間ほど放置出来たら、お湯を抜いてしっかりと擦りながら流してください。

流した後は、排水溝も汚れが落ちやすくなっているので一緒に掃除しちゃいましょうね!

普段のお手入れは中性洗剤で手軽にお掃除がオススメです

たまの大掃除でキレイにお掃除したあとは、中性洗剤でこまめに掃除することでキレイを保つことが出来ます。それは中性洗剤に含まれる「界面活性剤」という成分のおかげ。

界面活性剤は、本来は混じり合うことがない水と油を混ぜ合わせる働きがあるため、油汚れを浮かせて水で洗い流せるようにしてくれるのです。

成分が中性なため、基本的に肌などにも優しく、『酸性』や『アルカリ性』の洗剤ほど神経質にならずに使えます。バスマジックリンなどの代表的なお風呂掃除の洗剤は、ほとんどが中性洗剤です。

この中性洗剤は、同じく中性のピンク汚れもキレイに洗い流してくれます

ぜひ普段の掃除に活用してくださいね!

お風呂の掃除は洗剤の性質を知っておくことが大事!お風呂を汚れにくくするポイントも紹介

お風呂の掃除では目や口、鼻を洗剤から守ること、手袋をすること、換気をしっかりとすること、異なる性質の洗剤を混ぜないこと。

また、せっかくキレイにしたお風呂を、お風呂上がりのちょっとしたお手入れで汚れにくくすることも可能です。

具体的には、お風呂上りに熱いシャワーを浴室にかけてカビの菌を殺し(50℃以上で死滅します)、繁殖を防いだら、熱気を取るために水をかけて冷やす。その後にできるだけ水気をふき取るか、ハンディーワイパーなどで水滴をこそぎ落とす。浴室をしっかりと換気する。

これだけでも、かなりお風呂をキレイに保つことが出来るはずですよ!

お風呂の床を効率よく掃除する方法のまとめ

いかがでしたか?今回は、お風呂の床をキレイに掃除する方法を紹介しました。

なかなかキレイに落とすことが難しいのがお風呂の汚れですが、その汚れの性質を知ることで、より効果的に、しかも楽に落とすことが出来るのです。

汚れたお風呂に入るのも嫌だけど、掃除するのも面倒だし…。そんな方も多いはず。

そんな方は、ぜひ一度お試しくださいね!

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