誰もが一度は憧れる、南国の楽園『沖縄』での一人暮らし。
でも沖縄で生活するには『生活費がいくら要るのだろう?』という方も多いと思います。
こんにちは!ヒトカツ編集部です!
そこで今回は、沖縄へ移住してからの生活費について解説します。
また、元ダイビングインストラクターの私が、実際に沖縄で実践してきた「上手に節約して10万円以下で生活できる方法」も合わせて紹介しますので、ぜひ参考にして下さいね!
夫婦で移住はこちらもどうぞ→夫婦で沖縄生活!移住に失敗しないための3つの心得とは?
Contents
沖縄の生活ではまず収入源の確保が大切!
『沖縄へ移住して暮らしたい!』と考える人はたいへん多く、しかも年々増加しています。
それは、常に移住先の人気候補1位にあがるほどです。でも実際に移住するとなると、やっぱり気になるのが「お金」の問題ですよね。
そこで、私が実際に沖縄で働きながら生活していた生活費を参考に、よりリアルな沖縄の「お金事情」を紹介していきます。
沖縄での仕事と収入
沖縄で生活していくには、当然ですが、まずは仕事を探す必要があります。
私の場合、ダイビングのインストラクターとして平均して月に手取り15万円以上の収入がありました。
社会保険等は給与から天引きされていたので、沖縄では悪くない収入だったと思います。
なぜなら、沖縄でアルバイトをするとなると時給が東京や大阪に比べると非常に安く、2021年現在でも最低賃金は792円と、全国でも最低レベルだからです。
安いのはアルバイトの時給だけではなく、給与もやはり全国最低レベル。その割に生活物価は安くないのも沖縄の特徴です。
最近ではインバウンドなどの影響もあり、沖縄の一部の地域では観光バブルも見られるほど高給の仕事も見受けられますが、やはり長く暮らすには観光や建築などで役立つスキルがあれば良いでしょう。また、リモートワークが可能な方にも沖縄移住はおすすめできます。
いずれにせよ、沖縄で暮らすのであれば、まずは自分の「仕事」と「ライフスタイル」が充実できる環境を整えてから移住することが条件です。
沖縄での生活費は家賃がポイント!家賃以外は安くない
沖縄での生活費を節約するには、まずは家賃を安く抑えることが大切です。
なぜなら、家賃以外の費用に関しては他の地域とそれほど変わりなく、逆に光熱費や食費などは高くなることもあるから。
ここでは、私も暮らしたことのある沖縄最大の都市である那覇市内を例にしてみたいと思います。
沖縄の家賃相場
沖縄那覇市の住宅事情は、物件数も多く、交通の便もモノレールやバスが中心となりますが悪くはありません。
しかし最近の沖縄人気で、那覇市内だけでなく沖縄全域で不動産価格の高騰が続いています。以前は2万円台でも十分にアパートを借りることが出来ましたが、今では家賃と管理費など合わせて3.5万円ほどが「安い物件」の目安となるでしょう。
沖縄の光熱費の平均
まず沖縄の電力は全国的に見ても料金が高くなっています。
またガスも同じく都市ガスが引かれていないエリアでは高くつきますが、那覇市内であればほとんどの地域に都市ガスが引かれているので安心でしょう。
水道に関しては、全国平均とそう変わりはありません。
ただ沖縄での生活では、本土の暮らしと違うところがあります。それはクーラーは必需品ですが、暖房はほとんど必要なく、年間でトータルすると電気代がそれほど高くないこと。
特に朝から晩まで仕事に出る場合は、エアコンも夜間のみの使用なのでかなり節約できます。
また、ガスや水道代も「お風呂」にはいる文化がないので、夏場は水シャワーで済ませるので安いです。
私の場合は比較的新しい省エネ家電を使っていたので、水道光熱費を月平均で1万円ほどに抑えることが出来ていました。
沖縄の食費の平均
沖縄は物価が安いというイメージがありました。しかし今では、地元食材以外は平均して高くなっています。とくに生鮮食品は総じて本土よりも20%~30%ほど高い印象です。
私の場合は、地元野菜が安く買える道の駅や直売所などをできるだけ利用し、安くてボリュームのあるお弁当を食べてたりして節約をしていました。沖縄は外食やお弁当はボリューム満点で安いのも特徴です。
偏食さえなければ、一人暮らしで食費を上手に節約すれば、月に3万円もあれば生活できますよ。
沖縄の通信費
これは日本中どこに住んでも同じです。
リモートワークなど仕事で必要な場合をけば、上手に格安スマホを利用して5000円以下に抑えたいところですね。
沖縄の日用品費ほか
必要な日用品といえば洗剤やトイレットペーパーなどの消耗品がほとんどですが、家にいる時間がそれほど多く無いので、月に2000円もあれば十分です。
たまに買う服なども、それほど気取るシーンがない沖縄では格安です。半袖で過ごせる時期が年間の半分以上あるので、たまの散髪などの費用を入れても月に3000円ほどで足ります。
日用品や消耗品込みで、月に5000円で十分に生活できます。
沖縄の交遊費
交遊費は人それぞれですが、お金をかけなくても楽しめるのが沖縄のメリットです。私の場合はレジャー産業で仕事をしていたので、交遊費やレジャー費はほぼゼロでした。しいて言えばたまの飲み会くらいでしたが、月に1万円も使いませんでした。
ここまでの費用を一覧にしてみると
- 家賃 35,000円
- 光熱費 10,000円
- 通信費 5,000円
- 食費 30,000円
- 日用品ほか 5,000円
- 交遊費 10,000円
合計 95,000円
このように、5000円を予備費にしても10万円で生活することができます。
沖縄の生活費を10万円以下にする方法のまとめ
ここでは私が実際に生活していた生活費をもとに、沖縄那覇市内で一人暮らしをする際の生活費について解説してきました。
私の場合はダイビングインストラクターという職業がら、朝から晩まで仕事に出かけ、移動も会社の車を利用したりと比較的恵まれた環境で生活していました。
仕事内容はハードで、休みもほとんど無かったので、逆に生活費が安くついた側面もあったかもしれません。
しかし、大好きな沖縄で自分のスキルを活かした仕事に就けたことは本当に幸せなこと。これは沖縄に限らず、移住生活では何よりも大切なことではないかと思います。
最初にも書きましたが、沖縄での生活では「仕事」と「ライフスタイル」のバランスが大切です。これさえ実現出来れば、難しいといわれる移住生活もきっと成功することでしょう!
【関連記事】【国内編】移住するならどこ?あなたにピッタリの移住先を紹介
もぜひご覧ください!

2017年にWEB系編集者に転職し、現在京都の郊外で気ままにノマドワーカー中。転職・移住の経験から家庭のお金の無駄を可視化し、研究することで月に10万円生活を叶えた自称「節約の鬼」ご覧いただいている全ての方に節約して浮いたお金で「より楽しいことをしてほしい」と言う思いで執筆中。旅行と温泉が趣味。
コメント