たまに温泉旅行に出かけると「毎日温泉に浸かれたら幸せだなあ」と思う人は多いはず。
そんないま、温泉地への移住人気が高まっています!
こんにちは!ヒトカツ編集部です!
移住人気が高まっているいま、どうせ移住するなら自然や景色とともに「温泉」のある生活がしたい!という人が増えています。
今回は、そんな移住にピッタリの温泉付きの住宅がある人気の温泉地や、「温泉権」という温泉を利用する権利について解説していきます。
温泉地への移住をお考えの方はもちろん、移住先に迷っておられる方もぜひ参考にしていただければ幸いです。
Contents
温泉がある移住先はどこ?移住支援が充実した長野や佐賀、鹿児島が人気!
全国の「住みたい温泉地」の調査では、移住に必要な「温泉の良さ」「交通の機関の充実」「生活環境」「医療施設の充実」「子育て環境」「自然環境」「移住者の受け入れ態勢」「移住者支援制度の充実」の8つの項目で各自治体からアンケート調査を行いました。
その結果は長野県松本市、佐賀県武雄市、鹿児島県霧島市が同率で1位となっていますのでご紹介します。
長野県松本市
上高地や美ヶ原など多数の高原リゾート地を擁する長野県「松本市」は、病院や一般診療所などの医療体制が充実。また東京まで電車で2時間30分というアクセスの良さも人気の理由です。
その他、空き家バンク制度など移住者にうれしい制度も整っています。
詳しくはまつもと暮らし応援課HPで最新情報ををご覧ください。
佐賀県武雄市
佐賀県武雄市は、佐賀県西部にある人口5万人弱の都市です。
1300年の歴史を持つ温泉や有田焼などが全国に有名です。移住者支援も積極的で、空き家バンクや定住相談員の設置のほかにも、市内に「定住特区」を設け特区内への移住者に定住奨励金を交付しています。
詳しくは武雄市役所 住まい支援課HPで最新情報をご覧ください。
鹿児島県霧島市
鹿児島県霧島市は移住者支援に積極的です。新築住宅か中古住宅を購入したり、増改築した場合には、最高で100万円と家族構成による加算金を補助する制度があります。
詳しくは霧島市移住支援HPで最新情報をご覧ください。
その他にも大分県、島根県、鳥取県、兵庫県、群馬県、岩手県、北海道なども人気です。
温泉付き住宅と温泉権とは?温泉の利用には権利が必要です!
自宅や別荘で自由に温泉を楽しむためには「温泉権」と「温泉利用料」が必要になります。
温泉権について
温泉は、だれでも勝手に利用できるものではなく、湧き出た温泉を利用するには「温泉権」という権利が必要になります。
温泉権を新規で取得する場合は、権利金が平均150万円から300万円以上必要で、有効期限が満了すると更新が必要になります。
更新時には平均50万円くらいの更新料が必要になります。温泉権の費用はエリアごとにかなり差があります。
温泉利用料について
温泉の使用に当たっては、月々の使用料金を支払う必要があります。
その基本料金によって使用できるお湯の量が決まります。また、超過した分は従量制で支払います。
お風呂のサイズや別荘か定住といったライフスタイルによっても使用する量に違いがありますが、月々の平均使用料はだいたい2万円くらいです。
このように温泉の利用には費用がかかります。残念ながら、温泉付きだからといってお風呂の水道代などの費用が要らないわけではありません。
しかし、毎日天然温泉を楽しむことができるのは人生に至福のひとときを与えてくれますので、温泉好きにはたまりませんね。
温泉付き別荘が100円!?全国に激安の温泉付き住宅が溢れる理由を解説!
いま全国の温泉地や別荘地に、温泉付きの中古物件が溢れていることをご存知でしょうか?
バブル景気の頃に、多くのリゾート物件が売り出されて数千万円~数億円で売り出された別荘やリゾートマンションが100円という衝撃価格で売り出されています。
なぜこのような物件が溢れているのかを解説していきましょう。
大豪邸がなんで100円?
大きな別荘や億ションが100円とか1万円程度で売り出されているのは秘密があります。
温泉付きの別荘には上記のような温泉権や温泉利用料が必要になるために、税金などを含めた維持費が年間数十万円かかるからです。
このような物件を「相続」してしまうと、都心に住んでいて別荘に通うこともない相続した人にとっては「負の遺産」でしかありません。
バブルの頃は羽振りが良かったけど「今は生活するのがやっと」といった人も多くいます。
そんな人にとっては「使わないのに維持費だけががかかる物件」なのでタダでもいいから処分したいのが本音。そこで不動産屋に丸投げする形で投げ売りをしているのです。
温泉地で移住生活のまとめ
いかがでしたでしょうか?
いま温泉地への移住が人気を博しているとともに、温泉地では温泉付きの別荘やマンションなどの物件がほんの数万円程度で多数売り出されています。
このような物件を調べたいときは、大手の不動産サイトよりも地元の不動産会社や自治体に問い合わせてみるのが良いでしょう。なぜなら、安いからといって転売目的で購入する人の介入を防ぐため。
激安件は、本当に移住したい人にとっては嬉しい物件ですし、移住先も人口が増えるので嬉しいのです。
このサイトを見ている移住を真剣に考えている人や考え始めた人は、そんな双方に利益のある物件を探して、温泉三昧の豊かな移住生活を送ってくださいね!
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2017年にWEB系編集者に転職し、現在京都の郊外で気ままにノマドワーカー中。転職・移住の経験から家庭のお金の無駄を可視化し、研究することで月に10万円生活を叶えた自称「節約の鬼」ご覧いただいている全ての方に節約して浮いたお金で「より楽しいことをしてほしい」と言う思いで執筆中。旅行と温泉が趣味。
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