【節電】パソコンの電気代は1時間いくら?長持ちする節電テクニックを紹介!

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家庭でもパソコンを使うことが多くなった今、ご家族で複数台のパソコンを同時に使うこともあるかと思います。

そこで気になるのが電気代ですよね。最近は「パソコンの電気代っていくら?」とか「パソコンの電気代を節約するなんてできるの?」なんて質問をよく受けるようになりました。

実は、パソコンの消費電力はそれほど多くはないものの、使い方によっては節電と同時にパソコンを長持ちさせるコツがあるのです。

本体が高額なパソコンですので、電気代もさることながら長持ちもさせたいですよね!

そこで今回は、パソコンの電気代と長持ちする節電方法について詳しく解説していきます。ぜひ参考にしてください。

パソコンの電気代は1時間あたり約0.4円~2.5円弱

パソコンの電気代といっても、デスクトップ型とノート型で消費電力量が大きく違います。
2021年現在、デスクトップ型のパソコンの電気代を計算すると本体とディスプレイを合わせても1時間あたり2円から3円程度で、ノート型のパソコンの電気代は0.4円ほどになっています。

デスクトップ型パソコンの電気代を計算

それでは、デスクトップ型パソコンの電気代を詳しく計算してみましょう。
※一般家庭向けの電気料金1kwhあたり27円とする

デスクトップ型パソコンの消費電力量は50w程度で、1時間あたり
50w÷1000×27円=1.35円

液晶タイプのディスプレイの消費電力量は35w程度で、1時間あたり
35w÷1000×27円=0.95円

LEDタイプのディスプレイの消費電力量は15w程度で、1時間あたり
15w÷1000×27円=0.41円

合計すると液晶ディスプレイを使うと約2.3円、LEDディスプレイを使うと2円弱となります。

ノート型パソコンの電気代を計算

ノート型パソコンの消費電力量は、本体とディスプレイの合計で表示されているので一緒に計算できます。

現在のノート型パソコンの消費電力量は15w程度と省エネ。これは液晶パネルが小さいことが大きく影響しています。

ノート型パソコンの消費電力量15wの電気代は1時間あたり
15w÷1000×27円=0.41円
となります。

パソコンの節電と長持ちする使い方

このように、パソコンの電気代は1日3時間使っても1.5円~7円程度です。

しかし、節電によって1台数十万円もするパソコンの寿命が伸びるとなると、そちらも気になりますよね。そこで、パソコンの上手な節電方法と、寿命を伸ばす使い方を合わせて解説していきます。

パソコンの節電方法

パソコンは、ついスイッチを入れっぱなしで使いがちですよね。いくら省エネ機能が進んでいるとはいえ「点けっぱなしは電気代のムダ!」と考えるのは、じつは間違いなんです。

テレビは見ないときに電源をオフにするほうが節電につながりますが、パソコンの場合は一概にはそうとは言えません。

パソコンで作業を中断する場合には、電源を完全に切る「シャットダウン」と、消費電力を最最低限に抑えた状態ですぐに起動できるようにする「スリープ」の2種類の方法があります。

パソコンが最も電力を消費するのは起動とシャットダウンの時で、頻繁にオンとオフを繰り返すと電力を多く消費してしまうのです。

マイクロソフトが調査した結果では、90分以上パソコンを使わない場合はシャットダウンし、90分以内の場合はスリープにする方が効率的に節電できることがわかっています。

その他にも、ディスプレイの明るさを40%に落とすことで、20%以上の節電の節電が可能です。明るすぎる画面は眼にも良くありませんので、ディスプレイの明るは極力抑えて使用しましょう。

節電しながらパソコンの寿命を伸ばす使い方

パソコン本体にも、当然寿命があります。一般的には、デスクトップ型パソコンの方がノート型パソコンよりも寿命が長いのが普通です。

使用頻度にもよりますが、ノート型パソコンの寿命は2年~5年で、デスクトップ型パソコンが3年~6年くらいが目安と考えて良いでしょう。

パソコンの寿命を伸ばす使い方は、基本的には通電時間を短くすることが大切です。パソコンから離れるとき、または使わないときに、できるだけ早くスリープ状態に設定すれば節電ととも長持ちにもつながります。また、パソコン周りの風通しをよくして、熱がこもらないようにすることも大切です。特にパソコンに内臓されている冷却ファンの通気口に、ゴミやホコリが溜まらないように注意してください。

精密機械であるパソコンは、非常に熱に弱く、室内の温度や直射日光が当たる場所に置かないといった工夫も必要です。ノート型パソコンのように熱を逃がしにくい場合は、専用の冷却台も販売されているのでおすすめします。パソコン本体の冷却ファンが余計に回ることもなくなり、寿命と節電の両方に効果が期待できます。

また、ノート型パソコンを使っている人に注意して欲しいのが、バッテリーの使い方です。

ノート型パソコンをお使いの方の多くは、本体の寿命よりもバッテリーが使えなくなって買い替える方が圧倒的に多いからです。

パソコンのバッテリーは、0%になるまで使い続ける過放電と、充電しっぱなしの過充電によって寿命が短くなります。パソコンのバッテリーは、繰り返し使っていると少しずつ稼働時間が短くなりますが、バッテリーの劣化を少しでも遅くするために、バッテリーの残量は20〜80%の範囲になるように充電を調整すると良いでしょう。

パソコンの節電と長持ちさせるテクニックのまとめ

いかがでしたか?このように、パソコンの節電は、パソコン本体やバッテリーの寿命も伸ばす使い方であることがおわかりいただけたかと思います。

パソコン自体はそれほど電気代が高い電化製品ではありませんが、本体価格は非常に高価です。パソコンの操作は慣れも大事、長く使えばそれだけ使いやすくもなります。上手に節電して、長持ちさせましょう!

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